医療保険を選ぶとき、「入院給付金の日額はいくらが適切か」は迷いやすいポイントです。日額5,000円と1万円では保険料も大きく異なります。この記事では、入院給付金の適正額の考え方と、日額5,000円・1万円の比較を解説します。
入院給付金とは?
入院給付金とは、病気やケガで入院した場合に、入院1日あたりの金額(日額)×入院日数で計算される給付金です。多くの医療保険で日額5,000円・1万円から選べます。
入院1日あたりにかかる実際の費用
| 費用の種類 | 目安金額 |
|---|---|
| 医療費の自己負担(3割) | 2,000〜5,000円/日 |
| 食事代 | 1,380円/日(1食460円×3食) |
| 差額ベッド代(個室の場合) | 5,000〜20,000円/日 |
| 交通費・日用品など | 1,000〜3,000円/日 |
個室を使わない場合の実費は1日あたり約5,000〜10,000円が目安です。
日額5,000円と1万円の比較
| 項目 | 日額5,000円 | 日額1万円 |
|---|---|---|
| 月額保険料の目安(30代・男性) | 2,000〜3,000円 | 4,000〜6,000円 |
| 10日入院した場合の給付金 | 5万円 | 10万円 |
| 個室希望でない場合の充足度 | おおむね充足 | 余裕あり |
| 個室希望がある場合 | 不足気味 | おおむね充足 |
日額の選び方・おすすめの考え方
- 貯蓄が100万円以上ある方:日額5,000円で十分。差額は貯蓄で対応
- 個室希望・貯蓄が少ない方:日額1万円を検討
- 会社員(傷病手当金あり):収入減少は傷病手当金で補えるため、日額5,000円で十分なケースが多い
- 自営業・フリーランス:傷病手当金がないため日額1万円以上を検討
近年は入院日数が短縮化しており(平均入院日数は約15日)、高額な日額より手術給付金・通院給付金が充実した保険が重視される傾向があります。
📌 あわせて読みたい
Q. 入院給付金の日額はあとから変更できますか?
多くの医療保険では、契約後に日額を増額することは難しく(再審査が必要)、減額は可能な場合が多いです。将来のことを考えると、最初から必要な保障を設計することが重要です。見直しを検討する場合はFPへの相談をおすすめします。
Q. 日帰り入院でも給付金は受け取れますか?
近年の医療保険では日帰り入院(入院日数0泊1日)でも給付金が受け取れる商品が増えています。一方、旧来の保険では「5日以上の入院」が条件の商品もあります。加入前に日帰り入院への対応を確認することが重要です。


コメント